2009年10月22日13:00:15
こんにちは、オノベーカリーです。オープンして、3年になります。やっとと言うか、もうと言うか、ほんと、たいへんだったな~って思います。
私事ですが、経歴から紹介させて頂きます。実は、4年前まで銀行員でした。商業高校卒業後、地元の金融機関に就職し、13年間お世話になりました。
自分でいうのも変ですが、結構、営業成績いい方で給料より、会社の為にっていう感じの愛社精神旺盛な熱い銀行マンでした。なのになぜ今、パン屋? 正直自分でも、いまでも思う事あります。やめた背景として、当時、出世争いに遅れをとっちゃって、こんなに頑張ってるのになんで?って。先輩や上司には、後1年辛抱しろ、腐るなよって言われたけど、ほんと腐っちゃって、ガックリきたところに、人事異動も重なって。異動後の支店長ともそりが合わなくて。そのとき思った。人が人を評価するから、されるから、不満がでるんだって。だったら、自分が一番上にいればって。会社の為にを、自分の会社の為に頑張る方が、絶対やりがいあるぞって。そこから始まりました。
つづきは、また今度。来週木曜日更新する予定です。どうか興味ある人は、また見てください。
2009年10月29日16:51:25
前回のつづき
丁度そのころ、今は亡き父が末期がんと闘病中で、見舞いに行ったとき、ポロっと、「辞めて、なんか商売でも、しょっかのお!?」っていったら、すごく賛成してくれて、以前、家が米屋と餅屋だったからか、そのとき父がこう言ってた。「やっと分かったんか、サラリーマンしよっても、トップにはなれんのんで、一生、人に使われて終わりよう。男なら勝負してみいや!」って。悩んで重たかった自分の心が、半分軽くなったのを今でも覚えてる。
それからと言うもの、仕事に対してなんか中途半端で、そんな自分が嫌で、「よし辞めてなんかしよう 」って心の中で決めた。
じゃあ何しよう?普通やりたいことがあって辞めようとするんでしょうにね。このときなんでもよかった。自分が社長でするんなら。不安よりなんとかなるとゆう変な自信があった。
銀行辞めてからだと意外と何にもない。宅建の資格とか、中小企業診断士の資格でもあればその道があったかもしれないけど、銀行業務の資格や、生保の資格は、銀行辞めると同時に資格を失う。するとしたら、なにかをつくって、それが喜ばれて、それが商売になるものがよかった。
又、父が餅屋をしていた事もあってか、志半ばで商売やめ、余命を宣告されながらも頑張っている父の意志を受け継ぐ意味でも、食べ物屋というのが頭にあり、美味しさはもちろん健康志向にも重きを置くもの、春夏秋冬1年通して勝負できるもの、手作りでアイデアが豊富に出せるもの、ご飯にも出来れば、おやつにもなるもの、お子様からお年寄り迄愛されるもの・・・・・パン屋でした。
パン屋といっても、焼きたての手作りパンを店頭販売するだけではなくて、銀行員が、営業訪問するように、積極的にアグレッシブに顧客に働きかける販売スタイルは、この時すでに私の中で出来上がっていました。問題は、パンがつくれるか?
つづきは、また来週木曜日更新予定です。見てくれた人ありがとう。